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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / アフリカ進出支援コンサルティング
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皆さん、こんにちは! Pick-Up!アフリカをご覧いただきありがとうございます。

日本では、2023年1月27日に政府が、新型コロナの感染症法上の位置づけを同年5月8日から季節性インフルエンザと同等の「5類」に移行する方針を正式に決定しました。

ウィズコロナの時代に大きな変化がもたらされるであろう日本ですが、アフリカにおけるコロナの“今“はどう変化したのでしょうか?

今回は、アフリカのコロナの現状について書いている記事を共有していきたいと思います。

過去のアフリカのコロナにおける現状については、ぜひこちらをご覧ください!

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アフリカにおけるコロナの累計感染者数:

2023年02月01日現在、こちらの記事によると、アフリカにおけるコロナの累計感染者数は約1277万人となっており、そのうち、死者数は約25万人と報告されています。ヨーロッパの累計感染者数が約4.4億人、北アメリカの感染者数が約1.4億人、アジアの感染者数が約2.1億人と世界全体みると少ないと言えます。ですが、感染者数に対する死者数の割合は多く、ヨーロッパが0.8%、北アメリカが1.2%、アジアが0.7%なのに対して、アフリカでは2%となっています。

これには、コロナワクチンの接種率の低さなどが原因として考えられます。

アフリカにおけるワクチンの接種率は28.2%となっており、世界全体の接種率が63.4%なため、世界的に比べると接種率はまだまだ低い状態です。

 ワクチンの接種率が低い原因に、①ワクチンに対する躊躇 ②ワクチンの普及の難しさが挙げられます。

ワクチンに対する躊躇:

こちらの記事では、Nature Medicine社が 23カ国2.3万人の外国人にアンケートを行ったところ、アンケートの回答した南アフリカ人の52.1%、ケニア人の31.2%、ガーナ人の42.0%がワクチンに対して躊躇があるとの回答が得られたと書かれています。世界平均の20.9%と比べると躊躇する人の割合が高いことが分かります。

ワクチンの接種率は、ワクチンへの躊躇率と関係しており、ワクチンへの躊躇が少なければ少ないほどワクチンを接種する率が上がる傾向があります。このようなワクチンへの躊躇を改善するためにも、承認されているワクチンを使用して安全性を証明しワクチンに対しての信頼を得ることや、ワクチンの正しい情報を広めることが躊躇の改善につながると考えられます。

ワクチンの普及の難しさ:

ワクチンの普及が難しい理由についてはこちらのPick-Up!アフリカの記事にもあるように、海外からワクチンが届くという連絡が遅く、適切に保管することができずに廃棄するしかないという背景があります。また、届いたころにはワクチンの有効期限間近ですべてを打ち切るのは難しいという声もあります。

こちらの記事では、2023年1月23日にWHOが人道支援を必要とする人々の数は、過去最高の 3 億 3,900 万人に達し、2022年に比べ約25%増加したと発表しました。そして、支援を必要とする人々のために、25 億 4000 万米ドルの支援の寄付を求めることを発表しました。

2023年2月現在の渡航制限について:

このように、まだワクチンに対しての課題は多くあるアフリカではありますが、日本から入国時、スーダンやモロッコなど入国の際に必要書類が不要であったり、入国に対する条件がない国が増え、有効なワクチン接種証明書または到着前72時間以内のPCR検査陰性証明書の提示など、条件はありますが入国できる国もあります。世界中で渡航条件が緩和されてきた今、海外に渡航する際は現地の感染対策やルールに従って、感染者数を増やさないように心掛けていきましょう。

まとめ

コロナやワクチン、また医療への課題があるアフリカではありますが、最新の技術を使って今の状況を改善していこうという動きもあります。また、2022年にはドイツのBioNTech社がルワンダの首都キガリ市にアフリカ初のmRNAコロナワクチンの工場を作る工事も始まり、この工場の稼働により年間約5000万回のワクチン投与が可能となります。これにより、アフリカ各地にワクチンの普及が可能となり、輸送費を抑えられることで手軽にワクチン接種ができるようになるほかに、すぐに届くことで期限切れにならずに済むことで、ワクチンの普及率が上昇し、それに伴って死亡率は減少すると考えられます。

また、このようなアフリカのコロナや医療の現状に関しては随時更新していきたいと思います。

Pick-Up!

Continue reading アフリカにおけるコロナの今【Pick-Up! アフリカ Vol.4:2023年3月7日配信】 at Pick-Up! アフリカ.

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