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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
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みなさま、こんばんは!

いかがお過ごしでしょうか。

最近はニュースも9割がCOVID-19関連のものとなっており、様々なところでその影響が露わになってきているのを実感する今日この頃です。

さて、そこで本日も引き続きCOVID-19関連の記事を3本お届けいたします。

お時間のある際にぜひ、お読みください!

明日もご期待を!

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記事1:『African farmers face hard times as export market access diminishes』

記事リンク:https://www.freshplaza.com/article/9208461/african-farmers-face-hard-times-as-export-market-access-diminishes/

内容と背景:

先週月曜日にご紹介した記事でもアフリカでは近年製造業以外の分野で産業が盛んであるとの記載がありましたが、アフリカでは農業セクターがGDPの約17%を占めており重要な産業となっています。

そこでまずはじめに、COVID-19がアフリカの農業セクターに与えている影響について紹介している記事をご紹介します。

記事では、Selina Wamucii 社のCEOであるJohn Oroko氏の言葉を引用し、アフリカ諸国からの総輸出のうち大陸内での貿易はわずか2%にすぎず、大陸外への輸出が80%から90%を占め、その大部分が農産物で構成されている為に、果物や野菜を輸出用に栽培する何百万人もの小規模農家が、フライトの制限や国境の封鎖により市場へのアクセスを失っており、大きな打撃を受けていると記載されています。

さらにモロッコ、ケニア、南アフリカが最も大きな影響を受けており、サプライチェーンの世界的な混乱は種子、肥料、殺虫剤などの農業投入物の輸入にも影響を及ぼしていると記載されています。

記事後半では、大陸内での貿易の促進を目的に今年7月1日からの運用が開始されているAfCFTAの働きに期待したいとの見解が示されています。運用開始時期の延期を示唆する記事も最近は見かけますが、アフリカの農業セクターに対する新たな希望としての期待も大きいだけに、今後のAfCFTAの動きには注目したいところです。

関連記事には、この記事の中で触れられていたSelina Wamucii 社のレポートを載せました。モロッコ、ケニア、南アフリカが特に大きな打撃を受けている理由など、COVID-19がアフリカの農業セクターに与えている影響に関して詳しく解説されていますので、アフリカの農業セクターの動きにご関心のある方は、ぜひ、お読みください!

関連記事:

  1. 「Impact of Coronavirus (COVID-19) on Africa’s Agriculture」Link

記事2:『Microsoft Offers Free Teams TraMicrosoft Offers Free Teams Training to Educators Across South Africa』

記事リンク:https://www.itnewsafrica.com/2020/04/microsoft-offers-free-teams-training-to-educators-across-south-africa/?utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+itnewsafrica+%28ITNewsAfrica.com%29

内容と背景:

次に、マイクロソフトが南アフリカのローカルパートナー達と力を合わせ、遠隔教育のために必要な無料の半日トレーニングを提供したというニュース記事をご紹介します。

COVID-19のパンデミックにより、あらゆる国の教育現場では、今まで必要とされていなかった遠隔教育や、遠隔学習の活用が求められてきています。

そこで、マイクロソフトは、南アフリカの多数のローカルパートナーと力を合わせ、南アフリカの学術機関に対し、チームでの無料の半日トレーニングを提供し、テクノロジーを効果的に使用し、全国的なリモート学習を提供することを可能にしました。

このパートナー企業は主に、以前から学校や教師を支援するために、ベストプラクティスを共有しながら、チームトレーニングやユーザトレーニング、サポートサービスなど学校や教師を支援するための様々なトレーニングを提供してきた企業です。

こういった企業とチームを組み、教育ソリューションを提供することによって、生徒はどこにいても必要な時にいつでも学ぶことができるようになります。また、コンテンツにアクセスできるだけではなく、生徒と教師がこれらのツールを使用して、リアルタイムで対話をすることも可能になるそうです。

COVID-19のパンデミックの影響により、ますますテクノロジーの可能性が高まってきています。今回ご紹介した記事のように、現地で実績を積んできたローカル企業と優秀なIT企業が協力することで、その国や地域でのテクノロジーの可能性を、存分に活かすことができるようになるのかもしれません。


記事3:『Africa’s Free Trade Agreement Is A Lifeline In The Economic Battle Against COVID-19』

記事リンク:https://weetracker.com/2020/04/15/african-continental-free-trade-agreement-coronavirus/

内容と背景:

これまで何度かここにも掲載して来ましたアフリカ大陸自由貿易協定(AfCFTA)ですが、この7月にさらに前に進むことが期待されています。そこでこちらの記事では今回のコロナウィルスへの対応におけるこの協定の持つ可能性、そしてさらに先の可能性に関して書いています。

今回のコロナウィルスの影響がまだ完全に把握されていない中で、220億ドル〜883億ドルの損失が見込まれており、これは今後の同プロジェクトにおいて1100億ドル〜1540億ドルのさらなる必要経費を計上するようです。

そこで、効果的な同協定のインプリメンテーションのためには、知的財産権や、物資の国境を超えた移動に関する政策や法律整備を行い、大陸内での物の動きを可能・容易にする必要があるとしています。そうすることで、現在、中国や他に薬品関係の輸出をしている国々の工場が止まったことでアフリカに薬品が届かないという状況を脱することができるとしています(インドの国内の需要に応えるために、国内での医薬品の供給を優先にした例に倣って)。アフリカ経済委員会(United Nations Economic Commission for Africa: UNECA)が計算するには、これが可能になると、大陸内の貿易が現在の10数パーセントから2022年までに52.3パーセントへの増加が見込めるようです。

この動きにおいて、同協定の事務総長である南アフリカのWamkale Mene氏は、UNECAや国連貿易開発会議(United Nations Conference on Trade and Development: UNCTAD)、そしてそれぞれの国にも働きかけるとしているのです。昨年の貿易規模から約35%の収入源が見込まれていることから、もともとの予算から1300億ドルの予算増加が必要になるともしています。

貿易だけでなく、今回のようなパンデミックに対して大陸として対応できることを将来的にできるようになるためにもこの協定のインプリメンテーションが重要とされており、それぞれの国や関係者の取り組みが今後もカギを握りそうです。