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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
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みなさん、こんばんは!

いかがお過ごしでしょうか。

本日はモロッコからの新たな投資ファンドとルワンダでのカボチャ加工ビジネスに関する2つの記事をご紹介します!

ぜひお楽しみください!

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記事1:『Azur Innovation Fund hits first close at €33m』

記事リンク:https://www.africaglobalfunds.com/news/private-equity/fundraising/azur-innovation-fund-hits-first-close-at-33m/

内容と背景:

お次は、モロッコからの新たな投資ファンドに関するこんな記事をシェアします。

Dutch Good Growth Fund(DGGF)はAzur Partnersと提携して、モロッコの起業家エコシステムをサポートするためのAzur Innovation Fund(AIF)を立ち上げました。

Azur Partnersは、2010年に設立されたモロッコの投資管理会社で、投資の促進・イノベーションの評価・起業家精神をサポートをすることを目的としている企業です。

今回共同で立ち上げたAIFは、最初のクロージングの総規模が350mディルハム(約3,300万ユーロ)で、モロッコ史上最大のシードファンドとなりました。

この基金は、若手起業家が所有および管理するものを含む約20の中小企業に資金を提供し、これらの中小企業への知識移転を生み出すことが期待されています。

この基金は、若手起業家が所有および管理するものを含む約20の中小企業に資金を提供し、これらの中小企業への知識移転を生み出すことが期待されています。アズールは、国の経済の多様化の鍵となる革新的な「ニューエコノミー」セクターに特に投資し、金融機会のローカルエコシステムの開発と初期段階の企業の技術サポートに重要な貢献をもたらすことが期待されているようです。

このようにアフリカではどの地域でも、それぞれにスタートアップやニューエコノミーなどのセクターを盛り上げていくための仕組みが多く作られているようです。このモロッコ史上最大のシードファンドの果たす役割にも期待が集まっています。


記事2:『A Rwandan entrepreneur on turning pumpkins into profit』

記事リンク:https://www.howwemadeitinafrica.com/a-rwandan-entrepreneur-on-turning-pumpkins-into-profit/62727/?mc_cid=2ce881b33b&mc_eid=e5bbf89d9d

内容と背景:

続いては、ルワンダでカボチャの加工を軸にビジネスを行っている起業家Marie Ange Mukagahima氏の取り組みをご紹介します。

ルワンダでは昔から重要ではない作物の1つとみなされてきたカボチャですが、記事によるとルワンダ出身のMarie Ange Mukagahima氏はその高い栄養価からビジネスチャンスを見出し、2016年にペストリー、小麦粉、ローストシード、シードオイルを製造するカボチャ加工会社Zima Enterprise社を設立したと書かれています。

彼女のビジネスのきっかけは、地元のムハンガ地区でカボチャが多く育てられているのに対し低い価格でしか市場に出回らず農家らが収益を得られていないことに気づき、カボチャにどのような付加価値を与えることができるのか好奇心を抱いたことでした。彼女はその後調査を通じて豊富な食物繊維、ビタミン、メネラル、抗酸化物質といったカボチャの高い栄養価を発見し、その加工を通じていかに農家への恩恵と失業者への雇用を与え、自分も利益を得ることができるのか考え続けました。

彼女は2016年の起業を経た後、DOTルワンダ社会的企業コンテスト2017とNational Youth Connect Awardsの優勝者として労働力開発局(WDA)の所有するインキュベーターにてもてなされ、南部州の若い起業家として注目されるようになっていきました。彼女はその後2018年はじめにはインキュベータを去り、町に小さな店を設けビジネスを拡大していきました。

記事ではMukagahima氏はビジネスを通じて、若者の失業、農村農家の開発、食料供給の不足といった社会問題の解決だけでなく、農家による作物の適正な価格での販売を実現していると述べられています。記事によると彼女は現在カボチャを栽培する2つの協同組合の会長として、農家に無料でカボチャの種を提供しており、その見返りとして農家らは加工用のカボチャの安定供給を彼女に保証しているようです。

さらにビジネスを始める上で彼女が直面した最初の課題として、大量生産を行うための設備不足、ルワンダ基準委員会の要件を満たす適切なビジネス拠点、また商品の健康上の利点を人々に納得してもらうことがあげられています。このような困難の中でも彼女はカボチャの健康上の利点を広めるために参加したトレードショー、展示会、また広告を通じてマーケットを獲得していったようです。

記事最後には、彼女の願いは多くの若者にカボチャビジネスの知見を与え、彼らが小規模なビジネスを開始することにより国内の失業率が改善するようになることであると書かれています。さらに将来の展望として彼女はルワンダ全土、さらに東アフリカ域内と中国への商品の供給を検討しており、そのために商品の質の向上と生産量を増加させるための機械の購入を計画しているとも書かれています。また彼女は自身のビジネスの成功は、忍耐力、ハードワーク、また他の起業家から学ぶオープン性によるものであるとの見解を示しています。

アフリカでは今後人口の増加に起因する需要の拡大により長期的に各セクターでのマーケットの拡大が見込まれることから、このようなアントレプレナーシップは高まっていくのではないかと考えられます。Zima Enterprise社の今後の成長にも期待したいところです。

ルワンダが解決したいと考えている、栄養に関する課題や雇用の問題、そしてさらには元々生産されていたものに付加価値をもたらすなど、様々な課題の解決を見過ごされてしまいそうな活動を通して行っており、アフリカで、現地の課題を解決する商売に関する一つのアイディアとなりそうです。記事全体で彼女がビジネスを拡大していった地道なプロセスや競合他社などに関しても詳しく書かれていますので、ご関心のある方はぜひお読みください!


*この記事は弊社が主体となって運営する、日本・ルワンダビジネスコミュニティ(https://www.japan-rwanda.biz)に投稿した記事と同様の内容となります。