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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング

皆さまこんばんは。
先週の分遅くなりましたが、投稿させていただきます。
今回は少し「課題」という視点が見られる記事を選んでみました。

「何が課題」で、「どの様に取り組めそうか」など、アフリカを理解していただく上で少しでも参考になればと思います。

ではお楽しみください。

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記事1:『Africa to create health financing hubs』

記事リンク:https://www.newtimes.co.rw/news/africa-create-health-financing-hubs
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内容と背景:

アフリカの直面している課題の一つに医療関連の取り組みがあげられるのですが、その医療関連の課題、特にアフリカ全体として国民皆保険などを中心とした医療の充実、医療支出の効率化や効果的なものにするために、それを就寝的に取り組むハブの設立の話が進んでいるようです。現在アフリカ各国では、国家予算の15%を医療に当てることに2019年2月合意しているのですが、それを実現している・できている国の数はまだ少ないようで、このハブの設立の呼びかけに現在のところ24カ国が参画を表明しており、合計7720万ドル(約77億2千万円)を当てることになるようです。

このハブの設立と拡張によって、国の予算だけでなく、その周り、あるいはこの分野に関わる様々なビジネスも発展・発達、そしてビジネスの機会も増えることが予測されますので、各国の取り組みもそうですが、大陸全体としての取り組みも注目したいものです。
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記事2:『Q&A: Africa Must Innovate its Food Systems in Order to Beat Hunger and Poverty』

記事リンク:http://www.ipsnews.net/2020/02/qa-africa-must-innovate-food-systems-order-beat-hunger-poverty/
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内容と背景:

上の医療の記事に続き、今度は食料の分野におけるアフリカの課題と取り組みを。

International Institute for Tropical Agriculture (IITA)というナイジェリアのイバダンに本部を構える、農業分野の発展や、研究などを中心にアフリカでの農業・食の分野での課題解決に1967年より取り組んでいる団体の長官であるNteranya Sanginga氏のインタビューの中で農業関連の研究の不足や今後の10年間でアフリカ諸国が同分野に当てるべき金額(4000億ドル、約40兆円)、そして医療分野同様、各国(現在44カ国)が同意している国家予算の10%を農業に当て、生産率を6%向上させるなどすることで、この分野での課題の解決に向かうのではと指摘する。

様々な投資が集まっている、あるいは行われているアフリカにあって(もちろんアフリカだけの話ではないが)、全投資額にのうち農業分野に割り当てられる投資額はまだ少なく、国を挙げた、またそもそもの農業に対する考え方を変えていくこと、そして商売と繋げる、特に銀行などとの関係性や彼らからの投資を集めることなどがカギを持ってくるだろうとの考えを共有しています。

アフリカの農業分野に興味をお持ちの方是非一度お読みください。
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記事3:『7 lessons from investors at Africa Startup Summit』

記事リンク:https://disrupt-africa.com/2020/02/7-lessons-from-investors-at-africa-startup-summit/
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内容と背景:

2月中旬にルワンダで開催された「Africa Tech Summit」というイベント。このイベントでは、2つのステージ(Future StageとStartup Stage)というのが準備され、それぞれで違ったトピックででパネルディスカッションを中心として様々なセッションが行われました。政治家や政府関係者中心の出席よりも、実際にその分野で活動している起業家や投資家、デベロッパー、そしてレギュレーターなどの出席が目立ったこともあり、少し、「現行の規制 vs 規制、あるいは起業家やデベロッパーの意見」の様な構造も見受けられ、アフリカでの動きを勉強するに良いイベントでした。

さて、今回の記事では、このイベントからの「7つの学び」を書いた記事をご紹介します。特に話の中心となった「スタートアップなどへの投資」では、利益を生み出す段階にない企業への投資の機会の少なさや、逆にその段階の企業に対する投資を行おうとするVCが感じる投資家らからのプレッシャー、そして、そこから見出される、直接的なスタートアップの投資だけでなく、彼らを育てる役目を果たしているアクセレレーターらへの投資という、少し流れを変える、あるいは見所を変える必要があると指摘する様な意見も。

これからこの分野でのアフリカ進出を考えていらっしゃるならば毎年アフリカとロンドンで開催されているこのイベントの動向は面白いかもしれません。次は5月にロンドンで開催される予定です。
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関連記事:

  1. Africa Tech Summit ページリンク:Link
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記事4:『Canada: How To Invest In Africa’s Future』

記事リンク:http://www.mondaq.com/Article/895770
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内容と背景:

カナダから行われているアフリカへの投資との比較なども織り交ぜながら書かれた今回の「どの様にアフリカの未来に投資すべきか」という記事。アフリカの未来の持つ可能性、「マーケットの大きさ・多様さ」、「若い人材」、「天然・地下資源」以外の可能性などの観点とともに、投資のススメを書いている。

最初に挙げられている点は「忍耐」です。様々なインフラがまだ整っていないことを第一の点に、インフラだけでも年間1300〜1700億ドル(約13〜17兆円)の投資が必要とされているとのデータも混ぜながら、そして、「地元」であったり「Diaspora」であったりと、地元の知識を持っていたり、それに加えて海外での経験を生かした知見を持っていたりしそうな人材との関係性を作った上での進出、そして何よりも、アフリカを「一つの国ではなく大陸として捉えよ」というのがこの記事のアドバイスの様です。

少しでも役に立ちそうですか?当たり前のことですが一度は立ち返りたい進出前に確認したい点が挙げられています。是非一度読んでみてください。
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記事5:『EAC is a model for Africa unity, no need to stay silent on gains made』

記事リンク:https://www.theeastafrican.co.ke/business/EAC-is-a-model-for-Africa-unity/2560-5455566-ln4ahv/index.html
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内容と背景:

アフリカはとても広い!簡単にアフリカに投資、あるいはアフリカへの進出を考えていると言っても、色々と基準としなければいけない点などがあると思います。例えば、どの地域圏にするのか、言葉はどうするのか(英語、フランス語、アラビア系の言葉)や、生活習慣など色々な点がありますが、今回は東アフリカ共同体(EAC)の関税などを含めた環境整備の進み具合を扱った記事を。

現在、世界税関機構事務総局長として活躍される御厨邦雄(みくりや くにお)氏がケニアを訪問した際に行われたインタビュー記事です。テクノロジーを活用した発展を遂げている中で、貨物の追跡などを評価しつつも、さらなる改善の必要性を挙げるとともに、リスクマネジメントなどの面から見た政策、法律、仕組みなどの調和性の向上の必要性、そしてさらに細かくは関税や税収などの制度の整備の必要性を話した。しかし、全体的に7〜8点(10点中)の評価もしており、この地域から他のアフリカ地域がインテグレーションを実現していく中で学べるところが多いとも。

1カ国だけでなく、複数の国への進出を考えていらっしゃる皆さま、一つ東アフリカ地域を候補にするとともに、この記事を読んでみてください。
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