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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング

こんばんは。
毎週木曜日はアフリカのヘルスケア関連の記事をご紹介しています。

本日は、官民連携パートナーシップにおけるアフリカのヘルスケア支援の具体的な取り組みについて紹介された記事と、ルワンダの保険業界に大手グローバルプロバイダーが新風をもたらすことについて書かれた記事をご紹介します。

明日はアフリカの農業分野に関連する記事についてご紹介します。
ぜひお楽しみください。


記事1:持続可能な健康のためのパートナーシップ:アフリカのヘルスケアへのアクセスサポート

『Partnering For Sustainable Health: Supporting Access To Healthcare In Africa』

記事リンク:https://www.forbes.com/sites/businessreporter/2020/06/04/partnering-for-sustainable-health-supporting-access-to-healthcare-in-africa/#a63a07c5112f

内容と背景:

本日ははじめに、アフリカの非感染症疾患対策について、イギリスの製薬会社の官民パートナーシップ活動が紹介されているこちらの記事をピックアップしました。

Word Health Organization(WHO)は、高血圧の影響を受ける人々の数は、アフリカが最も高く、25歳以上の成人の約46%が影響を受けていると推定しています。アフリカの国々で生活する多くの人々は、高血圧であっても自分の状態に気づかず、ほとんどが治療されずに放置される状態になっているため、脳卒中、心臓病、腎疾患のリスクが最も高くなっているということです。

WHOの2013〜2020年のグローバルアクションプランは、国連加盟国に対し、非伝染性疾患(心臓病・呼吸器疾患・癌など)の予防と管理について直ちに行動を起こすことを求めています。

ここでは、血圧上昇の有病率を25%相対的に削減すること、または2020年までにこれを抑えることが目標とされています。Link

そこで、この記事では、イギリスの製薬会社であるAstraZeneca(アストラゼネカ)が、アフリカ地域の医療システムと連携して上述した目標を達成し、持続可能な医療モデルをサポートするために行なっているHealth Heart Africa (HHA)というプロジェクトについて紹介されています。

HHAは、いくつかのアフリカの国々で、高血圧が原因となって引き起こされる心血管疾患の負担を減らすことに注力しています。心血管疾患はサハラ以南のアフリカで最大の死に至る原因の病の一つであり、1億5,000万人の成人が2025年までにこの状態になるとも予想されています。

アフリカ諸国でこのような状況を食い止めるためには、人口レベルの介入と、低所得国で手頃な価格のサービスを提供するための取り組みが必要です。また、早期診断と治療へのアクセスを強化することも必要不可欠です。

そこで、HHAは、ケニア、エチオピア、タンザニア、ガーナ、ウガンダの地元のパートナーと協力して、長期的な持続可能性を目指して、地域に合わせたモデルを開発しています。このプログラムは2014年にケニアでスタートし、エチオピア(2016)、タンザニア(2018)、ガーナ(2019)、ウガンダ(2020)に拡大しました。具体的な実施内容は下記の通りです。

•1,450万件を超える血圧スクリーニングを実施

•260万件を超える高測定値を特定

•7,200人以上の医療従事者の訓練

•780の医療施設をアクティブ化

アストラゼネカは、心臓血管疾患の治療において1世紀以上の経験があり、降圧剤の幅広いポートフォリオを持っている有力な企業です。このような企業とアフリカ各国の医療関係者・実装パートナーによる官民パートナーシップ活動を通して、心疾患という具体的な課題に対してアプローチが行われているこのプログラムは、非常に革新的であると言えます。

細かいプロジェクトの報告書やプロジェクト概要は関連記事に載せてありますので、関心がある方はぜひそちらも合わせてご覧いただければと思います。

関連記事:

  1. Roadmap to achieve 25% hypertension control in Africa by 2025 – Link
  2. AstraZeneca Sustainability Report 2019 –Link
  3. Healthy Heart Africa Investing for the Future –Link


記事2:ルワンダ、保険業界向けのプラットフォームエコシステムの実装に大手グローバルプロバイダーを起用

『ASSAR Selects Beyontec to Implement Platform Ecosystems for Rwanda Insurance Industry』

記事リンク:https://www.businesswire.com/news/home/20200601005800/en/ASSAR-Selects-Beyontec-Implement-Platform-Ecosystems-Rwanda

内容と背景:

次は先週から引き続き、ルワンダから保険に関する記事についてご紹介します。今回と内容は少し違いますが、ルワンダの健康保険関連の政府による詳しい動向は先週の面白記事にてご紹介していますので、こちらもぜひご覧いただければと思います。

さて、本日ご紹介する記事では、ルワンダの保険協会(Insurance Association of Rwanda:ASSAR)がプラットフォームソリューションのデジタルエコシステムを実装するために、アメリカの保険テクノロジーソリューションの大手グローバルプロバイダーであるBeyontecを選択したことについて書かれています。

この記事によると、BeyontecとASSARは協力して、自動車保険システムなど、いくつかの移行型プラットフォーム中心の保険構想に着手し、紙ベースのシステムから完全に自動化されたデジタル自動車保険証書の発行や、それらをプラットフォームで管理する方法に移行しました。また、企業内のクレーム回収を管理するクレーム回収プラットフォーム、クレームや詐欺に関連する円滑な情報交換のためのデータリポジトリプラットフォーム、包括的な車庫登録および管理プラットフォーム、法定報告書を管理する財務分析プラットフォームの確立が可能になるそうです。

ASSAR(ルワンダ保険協会)のGaudens Kanamugire会長は、パートナーシップについて、Beyontecは、データ管理、法令を守らない保険関連の数の増加など、ルワンダが過去に抱いていた課題への取り組みを支援するのに適したパートナーであると、その期待を語っています。

この連携により、ルワンダの保険業界のキャッシュフローが安定し、顧客サービスが強化されることを期待しています。