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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
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みなさんこんばんは。

本日はアフリカの新型コロナウイルスの影響について書かれた記事をご紹介します。

最新の動向・現状についての記事、封じ込みを成功させたと言われているチュニジアの事例を独自な目線での見解を述べた記事についての2本です。

日本でも都内の感染者数が伸びてきているという報道を拝見しました。みなさまくれぐれも、お体にお気をつけてお過ごしください。


記事1:コロナウイルス、アフリカでの広がりと速度

Coronavirus: How fast is it spreading in Africa?

記事リンク:https://www.bbc.com/news/world-africa-53181555

内容と背景:

本日ははじめに、アフリカのコロナウイルスに関して最新の情報をアップしているBBCの記事をご紹介します。

この記事によると、アフリカ大陸での感染者数が最初の10万件に達するまでには約100日を要したものの、それが20万件に倍増するのにはわずか、18日しかかからなかったということです。次の20日間で再び40万件に倍増し、本日(7月8日)には、総件数は50万人を超えたということが報告されています。

特に現在の感染経路の特徴を、市中感染(community transmission)と表現しており、特に海外に行っていた人と接触した結果の感染ということでもなく、感染経路が追跡できない現象が起きているようです。したがって、アフリカのコロナの環境は他の大陸で起きていたような現象が起きているとしています。

実際、通常の経済活動にある程度の制限をかけつつも、規制を緩めている国も多くなっているだけでなく、その後感染者数が増えるということも見受けられています。

この記事の内容を簡単に要約したものは下記のとおりです。

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・症例数の多い国:南アフリカ、エジプト(それぞれの国の感染者数の推移がとても分かりやすい映像化されたグラフで説明されているので、最新のアフリカの感染事情を掴みたい方は、直接記事をご覧いただければと思います。)

記事でも書かれているように、南アフリカではなかなかタフな規制をかけているにもかかわらず、このように感染数が多くなっているのは懸念すべき事項の一つです。

・アフリカのコロナウイルス感染による死亡者数:報告された一人当たりの死亡率は、多くのアフリカ諸国の貧弱な健康インフラにもかかわらず、世界の他の地域と比較して低いという特徴があるようです。

実際の感染者数や死亡者数に関してしっかりとデータが取れているわけではないという懸念もある一方、比較的高齢者の死亡例が高い他の大陸と比べ、若年層が多いアフリカにおいての死者数の少なさに現れているのではという予想もあります。

・テストに関して:南アフリカ、モロッコ、ガーナ、エジプト、エチオピア、ウガンダ、モーリシャス、ケニア、ナイジェリア、ルワンダの10か国が実施したテストの約80%を占めているということです。

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以前ニュースで、アフリカのとある国は観光業を再開したという報道があったので、アフリカ全体として、感染者数は多少なりとも減少してきているのかと少し期待をしていたのですが、まだまだ、難しい状況であるようです。


記事2:チュニジアがCOVID-19を上手く打ち負かした秘訣は?

『What Is the Key to Tunisia Successfully Beating COVID-19?』

記事リンク:https://www.fairobserver.com/region/middle_east_north_africa/bill-law-tunisia-covid-19-strategy-lockdown-economy-democracy-news-17331/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=June+9%2C+2020

内容と背景:

次の記事は、アラブダイジェストから出されたチュニジアのコロナ対策に言及したこちらの記事をご紹介します。

この記事では、「チュニジアはコロナ抑え込み対策の過程で、民主主義を強化したのではないか」と言うことについての見解を述べています。

ニュージーランドがコロナウイルスの抑え込みに成功しているとして、英米メディアが絶賛していますが、この記事では、チュニジアのコロナ対策こそ世界からの賞賛を浴びてはいないものの、非常に効果的であったとしています。

EUが発表した、ヨーロッパへの入国が許可されている感染危険性の低い国のリスト、15カ国の中にアフリカからはチュニジア、アルジェリア、モロッコ、ルワンダがリスト入りしているようです。

チュニジアの感染者数の報告では、3月24日の最高値の60名から、その後6週間のロックダウンを経て、6月2日にわずか2名までの毎日の着実な減少を示しており、この記事が執筆された(6月8日以前)では新しい症例は出ていないということです。

6月8日までに確認された症例の総数は約1,000人、49名の死亡が報告されています。(チュニジアの人口は1,180万人。)チュニジアの約6倍の人口である英国では、感染者数は、275,000人として報告され、約4万人が死亡しているということで、その割合はチュニジアを遥かに上回るものとなっています。

では、どのような方法が功を成したのでしょうか。

War on The Rocksによると、成功の鍵の1つは迅速な軍の導入であったということです。3月19日、国防大臣は、「このウイルスの蔓延を制限し、市民の生命と安全を守るために必要なすべての可能な人的および物的手段を活用する」とのコミットメントを宣言し、その後の数週間、軍は検疫現場でのセキュリティ対策、病院と移動式検査ユニットの設置と運営、リビアとの国境にあるスクリーニング施設、そして南部の遠隔地で人口の少ない場所を支援しました。

2011年のアラブの春の唯一の成功国出会ったチュニジアも、その民主主義が、常に内外の脅威に弱く、悩まされていることは問題視されていたようでした。しかし、今回のコロナウイルスとの戦いに対して、国防省は、軍が政府および保健当局と協調して行動しているというメッセージを強化する発表を絶え間なく提供し、それぞれの部局はそれにコミットする形で押さえ込みに成功に貢献したということです。

コロナ対策で優位になるのは、民主主義なのか、権威主義なのか、ということは判断することはできませんが、今回の記事の見解では、

Tunisia has proven itself adept at dealing with the coronavirus and in the process strengthened its democracy.ということが言及されており、

コロナ対策の中で、チュニジアの民主主義は強化されたのではないかということが言えるのではないかと思います。

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