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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング
アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / 進出支援コンサルティング

皆様こんばんは。

毎週月曜日はアフリカの教育に関する話題を選んでご紹介しています。
本日は、ルワンダが障害のある子どもを対象にはじめた支援プロジェクトについて書かれた記事と、
ケニアの学校閉鎖期間の延長について書かれた記事についてお届けします。

今週もそれぞれのテーマから選んだ記事を毎日ご紹介します。ぜひご期待ください!


記事1:ルワンダ、コロナ渦で障害のある生徒のサポート

COVID-19: Ministry Of Education Finds A Formula To Support Students With Disabilities

記事リンク:

内容と背景:

はじめに、ルワンダの政府が行なっている障害のある子どもたちへの教育支援について書かれたこちらの記事をご紹介します。

COVID-19の影響による教育機会の損失とその格差の広がりが、アフリカ諸国では大きな課題となっています。

しかし、この騒動以前から、アフリカ諸国では障害のある子どもとそうでない子どもの教育の格差についても問題視されていました。

そこでルワンダ政府は、障害のある子どもたちの教育を推進するために、「インクルーシブ教育」の導入を積極的にはかり、小学校・中学校教育のシラバス全てに「インクルーシブ教育」を進めることについて明記するなど、誰一人取り残さない教育に力を注いできました。

しかし、今回のCOVID-19により、全ての子どもが教育にアクセスすることが困難になったことで、障害のある子どもも例に漏れず、その影響を大きく受けています。

そこで今回、REB(Rwanda Education Board)と、NUDOR(National Union of Disability Organizations of Rwanda)が共同で、障害のある子どもに対して、太陽光エネルギーを利用したラジオと、レッスンの内容を録音したフラッシュディスクの配布を今月7日から開始しました。

この記事によると、300台のラジオ受信機と300台のフラッシュディスクが、ルリンド、ンゴロレロ、ルハンゴ、ニャルゲンゲ、ニャガタレなどの都市ごとの1つの地区に配布される予定だということです。

WHO(世界保健機構)の推計によれば、世界の全人口の15%は障害者でありその数は約10億人、うち80%が開発途上国に居住しているといわれています。障害者の多くは教育や就労などでリスクを負い、社会への充分な参加の機会が保障されていません。結果として、開発途上国の多くの障害者が貧困者としての生活をしいられており、近年は世界の貧困削減のためには障害者の問題を解決しなければならないとの認識が広がってきています。LInk

ということで、今回はルワンダの障害のある子どもたちを対象とした、新しい支援プロジェクトについて書かれた記事をご紹介しました。ルワンダでは9月に教育機関が再開するということですが、全ての子どもが対等に教育に再びアクセスできるようになることを願っています。


記事2:ケニア、学校教育の開始は2021年以降に決定

Coronavirus: Kenyan schools to remain closed until 2021

記事リンク:https://www.bbc.com/news/world-africa-53325741

内容と背景:

お次は、ケニアの学校教育に関する最新の話題です。ケニアの小学校・中学校・高校の教育機関の再開は、2021年の1月以降に決定されました。

この記事によると、通常10月と11月に行われる最終年度の試験もキャンセルされることになったそうです。また、1月に新学期が始まるケニアの学校では、COVID-19の影響が広がり始めたわずか3ヶ月後の3月に学校が閉鎖されたため、全ての生徒たちは同じ学年を1年繰り返すということになりました。

しかし、厳格なガイドラインを順守していれば、カレッジや大学は9月に再開する予定だということです。

政府が運営するケニアのカリキュラム開発研究所は、学校閉鎖以来、ラジオ、テレビ、オンラインを介して学校のプログラムを提供しているようです。しかし、これらのリソースを使用してシラバスをカバーできた人もいれば、テクノロジーにアクセスできない人もたくさんいます。

依然として、全ての生徒がオンライン学習かそれの代用となるものを利用できるようにする方法を模索する必要があるようです。

前例がなく、正解が分からないCOVID-19への対応は、どの国にとっても頭を抱える問題です。ケニアの長期間における教育機関の閉鎖が、ケニアの子ども達の将来にとって悪い影響を及ぼさないように、閉鎖中のフォローをどのようにつなげていくのか、今後の動向を見守りたいと思います。