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アフリカ・ルワンダ オフショア開発 / アフリカ進出支援コンサルティング
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「遠い国なのに、なぜか懐かしい」ー来日したルワンダ人が感じた、日本の人と未来ー(ルワンダ人が見た日本②)

こんにちは、Pick-Up!アフリカです。アフリカ人から見て、日本はどんな国なのでしょうか。2025年のTICAD9(第9回アフリカ開発会議)のBusiness Expo & Conferenceに参加するために来日したルワンダ人の若者に、日本に滞在した感想をぶっちゃけてもらいました。

【今回お話してもらった、ルワンダ人・Miguelさん】

TICAD9で来日したルワンダ人が感じた、日本の空気

TICAD9への参加のため、ルワンダから日本を訪れました。
正直に言うと、来日前の日本のイメージは、先進的で、正確で、規律が徹底された国というものでした。同時に、言葉の壁もあって「適応するのは大変そうだな」と思っていました。

でも、実際に来てみると、その印象は大きく変わりました。
言葉が通じなくても、身振り手振りで伝えようとしてくれたり、時間をかけて待ってくれたり。 日本では、言葉以上に「伝えようとする姿勢」があるんだと感じたんです。

しかも、来日して驚いたのが、

日本はすごく新しいのに、なぜか「知っている感じ」がする国

だったことです。

日本は故郷から遠く離れた場所で、環境そのものは慣れない一方、価値観の面では不思議と親しみを感じる場面がありました。
下の段落でも触れているように、相手を尊重すること、礼儀正しく振る舞うこと、謙虚さ、そして社会全体の調和を大切にする姿勢にはルワンダとの強い共通点を感じました。

特に印象的だったのは、個人の都合よりもコミュニティを優先する集団意識です。この考え方は、私が知っているルワンダの文化ととてもよく似ていると感じました。
また、公共の場の清潔さや秩序が保たれていること、挨拶が丁寧に交わされることなども含めて、日本での暮らし方は、私たちが故郷で大切にしている価値観と文化的に重なっているように思えました。

「え、日本ってこんなにあたたかいの?」

滞在中に一番驚いたのは、日本人のホスピタリティでした。
日本とルワンダは地理的にはとても遠いですが、人を大切にする気持ちや、相手を尊重する姿勢に共通点を感じたんです。

道を案内してくれたり、困っているときに声をかけてくれたり。
「ここ、外国だよね?」と思うくらい、自然に受け入れてもらえている感覚がありました。

ルワンダでも、訪問者はとても大切にします。
日本の人たちも同じで、「知らない人」をちゃんと歓迎してくれる文化があるんですよね。

カルチャーショックは、むしろ感動的でした

もちろん、日本ならではの驚きもありました。
時間がとにかく正確で、公共の場はとても静か。
そして、どんな場面でも人と人とのやりとりが丁寧なんです。

特に印象的だったのが、混雑している駅でした。
人はたくさんいるのに、慌ただしさや混乱がなくて、すごく落ち着いているんです。

最初は「すごいな」と思うだけでしたが、だんだん「これが社会全体の美しさなんだな」と感じるようになりました

テクノロジーが、生活に溶け込んでいる

私たちはルワンダでデジタル分野に関わっているので、日本の技術にも強い関心がありました。交通、支払い、公共サービスなど、ほとんどのことがデジタル化されていて、しかもそれが自然なんです。

「すごい技術を使っているのに、誰もそれを意識していない」

そこが、日本の一番すごいところだと思いました。

特にTICAD9のBusiness Expo & Conferenceでは、日本の技術や仕組みを見て、「ルワンダのこれから」を想像する場面がたくさんありました
日本での体験を通して、自然とルワンダの今と未来を重ねて考えました。

⇧TICAD9 Business Expo & Conferenceで「太鼓の達人」をプレイしたMiguelさんとAlineさん。

ルワンダでは、行政サービスのデジタル化や、モバイルマネーを中心としたキャッシュレス決済が広がっています。医療、交通、顧客対応、金融など、さまざまな分野でデジタル技術が使われ始めていて、日本で見た「テクノロジーが生活に溶け込んでいる社会」は、今のルワンダの延長線上にある未来の姿だと感じました
ルワンダは、確実に同じ道を進んでいると思います。

このように、日本は、アフリカに次のステージのヒントをたくさん見せてくれた国でした。

出会いがつないだ、日本とルワンダ

TICAD9では、日本の企業や専門家、さまざまな人たちと出会いました。
驚いたのは、多くの人がルワンダの成長に本気で興味を持ってくれていたことです。

ルワンダのガバナンスやテクノロジーの進展、国としての再建のスピードに驚く人が多く、「そんなに進んでいるとは知らなかった」と言われることもありました。

中でも印象的だったのは、「日本では、ルワンダはレジリエンスと戦略的リーダーシップの国として語られることがある」と聞いたことです。
テクノロジーを使ってリープフロッグ的な発展をしている点にも、強い関心が寄せられていました。

自分の国の話を、遠く離れた日本で誇りを持って語れたことは、とても印象に残っています

日本で過ごした時間は、日本を知るだけでなく、ルワンダを伝える時間でもありました。
国を越えて、アイデアを共有する。その感覚が、とても心に残っています。

日本での経験が原動力に

日本での時間は、忘れられない経験になりました。
技術に刺激を受けて、人の優しさに心を動かされて、「もっと頑張ろう」と思えた旅だったんです。「文化とテクノロジーは一緒に育つもの」
日本は、それを自然に教えてくれました。

Pick-Up!

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