アフリカ・ルワンダでのオフショア開発事業は、2015年10月よりWiredIn Japan株式会社にて事業を継承しております。今後は、WiredInとしてルワンダ・オフショア開発事業を進めてまいります。新体制となりましても変わらぬサービスを提供してまいりますので、どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。


Qiita上にWiredIn社立ち上げに至る記事を公開しております。

「ルワンダでのオフショア開発を足掛かりに成長市場のアフリカでソフト企業を立上げ成長させてく話」

第1回:https://qiita.com/hidetana/items/d8b3069f27209df36e34

第2回:https://qiita.com/hidetana/items/af05a3a3c3d5a43fce30

第3回:https://qiita.com/hidetana/items/b2d59feae314e2da5be7


ルワンダxオフショア事業の概要

 

ITオフショアの現状とアフリカ・ルワンダの将来性

日本のITオフショア開発市場は堅調に伸びていますが、人件費の高騰や開発スタイルの違いから思ったような成果が出ないという課題も顕在化してきています。ルワンダの開発者の人材気質は日本と類似しており、開発を進めながら要件変更への柔軟な対応を求める日本のスタイルとよく合います。この開発スタイルの相性のよさに加えて、ビジネス環境の安定性等から、我々は同国が将来的に日本のIT開発における良きパートナーになると考えています。

ルワンダとはどういう国なのか

 

人口(2012) 約1,130万人
面積 26,338㎢(四国より大きく九州より小さい)
公用語 英語、フランス語、キニアルワンダ語
宗教 カトリック57%、プロテスタント26%等
首都 キガリ(人口約100万人)
産業 農業国(コーヒー、茶)で天然資源も乏しいが、IT立国を目指した20年計画を推進中
経済成長率(2012) 8.6%

なぜ、ルワンダなのか

 

開発スタイルが日本向き

ルワンダのエンジニアは、真面目で勤勉であり、また摺り合わせ、プロトタイプで品質を高めていく工程にも対応でき、コミュニケーションの取り方が日本の開発スタイルとよくマッチします。

 

世界標準のエンジニア

多くの学生が海外に留学しているほか、カーネギー・メロン大学がルワンダ校を設立しました。世界標準を学んだエンジニアが市場で活躍しており、主要な開発ツールを使いこなします。

 

アジア諸国よりローコスト

需要と供給のバランスにより一部に上下の落差はありますが、平均するとアジア諸国のオフショア先に比べローコストでの開発が可能になります。

 

IT人口の増加

同国は官民が連携してITを中心に技術者育成に取り組んでいます。

 

時差の関係

7時間の時差は、重複時間を各種連絡に、非重複時間を作業進行に充てられるため、開発向きです。

 

国の一貫した戦略

政府はIT立国の20年計画を推進しており、国をかげてITビジネス環境を整備しています。

 

英語での開発

英語が公用語となり、教育も英語で行われており、エンジニアは末端まで含め英語でのコミュニケーションが可能です。ドキュメント標準やワークフローの整備により、読み書きが出来れば十分にやり取り可能です。

 

ビジネス環境の安定性

世界銀行に寄ると、同国のビジネス環境の良さはアフリカ(サブサハラ地域)で3位です。

 

通信環境整備

国内主要エリアに光ファイバーが設置されています。(総延長4,200km以上)携帯電話網の人口カバー率は98%以上です

オフショアの2つのサービスモデル

 

開発ニーズや費用に合わせたサービスモデルをご用意

オフショア事業として、海外への指示、管理までを含む「弊社主導開発型」と直接エンジニアとやり取りを行って頂く「エンジニア直接参画型」の2つのモデルをご用意しております。ご依頼の内容に合わせてお選び頂けます。

1. 弊社主導開発型

日本のクライアントは、海外への指示・管理を直接行う必要がないため、ストレスなく開発を行う事が出来ます。クライアントのトータルコストには、海外のエンジニア人件費と、弊社のブリッジSE費用が含まれます。

 

2. エンジニア直接参画型

クライアントは海外エンジニアとのやり取りを直接行うため、弊社に支払うのは人材マッチングに係る管理コストのみでコストを抑え易いタイプです。エンジニアの指示・管理について、弊社の持つ同国との最適な方法のスタンダード(プロマネツール、運用ルール)を提供する他、弊社は契約手続きを代行します。