こんにちは!Pick-Up! アフリカです!
今回はルワンダ留学中のHiroがモロッコの2泊3日サハラ砂漠ツアーに参加してきたので、お役立ち情報を共有します!(2025/01/23時点情報)
予約
今回私が参加したのは「Travel Trip Tour」という現地ツアー。マラケシュの各ホステルで参加者を募る団体ツアーです。私は宿泊した Hostel kif kif でスタッフにツアー開始前日に申し込み、支払いをしました。
マラケシュ発の団体ツアーはオンラインでも申し込みができ、1万円以下で2泊3日のツアーに参加できると言う情報もありますが、2025年現在ではこの現地予約型ツアーが最安です。ツアー内容もオンラインのものとほとんど変わりません。
料金は950DH(約14,500円)でしたが、私は友達と2人での参加であることを交渉に使い、2人分をまとめて支払うことで、値切って850DH(約13,000円)にしてもらいました。カード支払いはできず、モロッコディルハムでの支払いのみでした。
ツアー内容
ツアー内容の概要はこちらです。
1日目7:00宿泊しているホステルから徒歩15分程の場所からバスで出発10:00絶景ポイント停車 Tizi n’Tichka12:00アイット=ベン=ハドゥ観光 Aït Benhaddou14:00昼食 Restaurant La Kasbah16:30休憩 Café Expresso18:00絶景ポイント停車 Monkey Paw Mountains19:00宿到着 L’ETOILE D’AZUR19:30夕食2日目7:00出発9:45トドラ渓谷観光 Todgha Gorge11:00ベルベル伝統ウール製ラグ見学 Nomad life excursions todra13:30昼食 Aubege Chez Kik cafe restaurant bar Ras Hamda16:30砂漠都市メルズーガ到着 Merzougaラクダでキャンプサイトまで移動17:30キャンプサイト到着📍ここら辺19:00夕食20:30キャンプファイヤー3日目7:00出発(ラクダorバギー)8:30マラケシュへ向け出発13:30昼食19:30マラケシュ到着
1日目出発
前日に予約を済ませ、ホステルで朝食を取っているとツアー会社の方が7時前に迎えにきてくれます。バス乗り場まで行くと他のツアー会社のバスも沢山。私は8人乗りのベンツのワゴン車に乗り込み、7人でのツアーが開始しました!(私と友達の日本人男性2名、ノルウェー人女性2名、中国人老夫婦、フランス人ナイスガイ1名の構成でした。)
マラケシュの朝8時の様子。モロッコは年間を通してサマータイムを導入しており、これは日の動きに対して時計の時間が早く進んでいることを意味します。私が訪れた1月のモロッコは朝8時になってもかなり暗く、店が開くのも遅い傾向があります。
絶景ポイント
ツアーが始まって最初の停車ポイントは荒涼としたアトラス山脈の景色が広がる絶景!ティジ・ヌティシェッカというマラケシュとワルザザードを結ぶ舗装道路の途中にあります。山脈の勾配を縫うように道が造られており、くねくねした道を進んでいきます。
素晴らしい景色!ですが、この後も同じ景色がずっと続くので段々感動が薄れていきます笑
アイット=ベン=ハドゥ
次のポイントはモロッコ定番観光地の一つであるアイット=ベン=ハドゥの集落!
モロッコの南部に位置する伝統的な「クサル」(要塞化された村)です。アトラス山脈のふもと、ワルザザート近郊にあり、11世紀から19世紀ごろまではサハラ砂漠とマラケシュを結ぶキャラバン交易路の要所でした。特徴は、日干しレンガで作られた赤茶色の城壁や塔、細い路地が迷路のように広がる独特な建築です。1970年代以降、多くの映画(『グラディエーター』『ゲーム・オブ・スローンズ』など)のロケ地としても知られるようになり、1987年にはユネスコ世界遺産に登録されました!
真っ青な空に赤茶色の城壁がとても映えます!
内部はこんな感じ。ガイドに付いていきながら頂上を目指します。ガイドは英語・仏語・アラビア語対応です。ガイド代の40ディルハム(約620円)はツアー代に含まれていないため、現地で現金支払いです。
途中でアート見学の時間がありました。
キャラメルのような甘い匂いがする特殊な塗料を使っており、絵を描き終えたあとに火で炙ることで色が鮮やかに映ります!お土産にぜひ。
頂上到着!見晴らしのいい景色が広がっています。友達と記念撮影。
頂上。崩れかけが映える。
1日目問題の昼食
アイット=ベン=ハドゥ観光後にワルザザートへ移動して昼食を取りました。この昼食がツアーの注意イベント!!ツアー料金に昼食代は含まれていないのですが、レストランが指定されており、逃れることができません。
今回行ったレストランはここ。 Restaurant La Kasbah
Googleマップのレビューは100件を超えているのですが、星はなんと脅威の1.4!!その理由は法外な料金。
料金が130ディルハム(約2,000円)で固定されており、数種類のメニューから選ぶスタイルです。モロッコの食事代の物価はかなり安く、なかなか1,000円を超えることもない中でこの価格は法外と言えます。私はブロシェット(肉の串焼き)を注文しましたが、130ディルハムの価値は感じられませんでした笑
また、5〜6匹の猫たちがご飯を狙ってテーブルの上に乗ってきたのも衛生的に気になりました。
どうやらこのレストランとツアー会社が契約を結んでいるらしく、ドライバーはここ以外にツアー客を連れて行くことはできないのだそう。
私と友達は渋々一品ずつ注文しましたが、ノルウェー人女性二人組は一皿を2人でシェアしていました笑
レストランは最悪でしたが、逆にツアー客みんなで団結し仲良くなる機会になりました笑
絶景ポイント
引き続き砂漠に向けて南東に進んでいきます。
次のビックイベントはトドラ渓谷!その前に翌日にトドラ渓谷に向かうために宿泊する宿の近くの絶景ポイントに立ち寄りました。 Monkey Paw Mountains
岩肌の形が猿の手のように見えることから、Monkey PawまたはMonkey Fingerと呼ばれるそうです。
モロッコの国旗と野良わんちゃんと記念撮影。夕方で逆光になってしまい、写真撮影が少し難しかったですが、生の景色は圧巻です。
1日目宿・夕食
19:00ごろに宿に到着しました。 L’ETOILE D’AZUR
建物はかなり大きかったですが、私たちツアー客以外のお客さんはいませんでした。
部屋の写真を撮り忘れましたが、2人部屋で簡素な感じでした。1人での参加だと他のツアー客とのルームシェアを求められます。シャワーからお湯は出ます。Wi-Fiはありません。また、暖房設備がなかったため、夜は少し冷え込みます。ダウンを着て寝るなどの防寒対策が必要です。ツアー料金からすると妥当であると思います。
夕食まで少し時間があり、裏山の景色がすごかったため散歩に行きました。1月のモロッコは19:00でも明るいです。
階段を登っていくと…
どこか違う惑星に来てしまったかのような景色が!!
夕日もとても綺麗でした。
夕食はモロッコ伝統料理タジン鍋とパン。美味しかったですが、男性には少し量が足りないかも。
屋上から見える夜空が最高でした。
2日目以降の様子は次のブログで!お楽しみに!!
Pick-Up!
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